映画観てある記:第121回

真田十勇士

監督:堤 幸彦 
出演:中村勘九郎
松坂 桃李
大島 優子
永山 絢斗
高橋 光臣
2016年 松竹・日活

関が原の戦いから 14年。
天下統一を目前にした徳川家康と、復権を狙う豊臣家の対立が深まっていた戦国の世で天下に並ぶ者なしの名将として世間から尊敬を集めていた男、真田幸村は実はダメ男だった、という大胆な発想の映画である。

実像と虚像の違いに悩んでいた幸村はある時、猿飛佐助と運命的な出会いを果たす。
忍者の里から飛び出して、デカイことを成し遂げたいと思っていた佐助は、霧隠才蔵を初めとする一癖も二癖もある十人の男たちを集め、世にいう「真田十勇士」を誕生させる。

日本映画史上、類を見ない空前のスケールで建設されたセットの数々、延べ一万五千人以上のエキストラが参加、バトルにつぐバトルで観る者を圧倒するアクション。
最新デジタル技術と豪華俳優陣を配し、堤監督の集大成作品となった。

真田十勇士

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