映画観てある記:第94回

百円の恋

監督:武  正晴
出演:安藤サクラ
新井 浩文
稲川実代子
早織
宇野 祥平
2014年 SPOTTED PRODUCTIONS

故・松田優作の出身地である山口県の周南映画祭で新設された第一回「松田優作賞」のグランプリ脚本に輝いた足立紳の「百円の恋」が待望の映画化である。

不器用にしか生きられない女・一子を演じるのは、今の日本を代表する若手女優の安藤サクラ。
700 通もの応募があったオーディションを見事に勝ち抜き、ヒロインの座を射止めた。 その「一子」と心中せんばかりの熱い演技がすごい。

一子が目標を持って努力することで、堕落した日々から抜け出し頑張っている姿、特にボクサーとしていく様や試合のシーンなどは鳥肌もので、本物のボクサーではないかと目を疑うはどの演技は圧巻の一言である。

百円の恋

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