映画観てある記：第59回

原作は、２００６年の初版当時から口コミで売れ続け、累計発行部数３５０万部を超える国民的ベストセラーとなった百田尚樹著の感動作である。

司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎は、祖母の葬儀の日に驚くべき事実を知らされる。
実は、“血縁上の祖父”が別にいるというのだ。
本当の祖父の名は、宮部久蔵。
６０年前の太平洋戦争で零戦パイロットとして戦い、終戦直前に特攻出撃により帰らぬ人となっていた。
宮部の事を調べるために、旅をし、最後に衝撃の事実を知ることに…。

家族を愛し、本当の意味で家族を守る、国を守ると言う事が、映像によってひしひしと伝わってくる。
主題歌は、サザンオールスターズによる「蛍」。
いち早く本編を見た桑田佳祐氏は、「感動で号泣したと」語っていたとか。