映画観てある記：第58回

ハリウッドの頂点に立つ名匠ロバート・ゼメギス監督と名優デンゼル・ワシントンが贈る、衝撃と感動の物語。
数々のキャラクターをこなしてきたデンゼル・ワシントンにとって、このパイロット役は後々に残ると言っていい程の “はまり役” と言えよう。

フロリダ州オーランド発、アトランタ行の旅客機が原因不明の急降下、高度３万フイートからの緊急着陸シーンは、手に汗握る体感ゲームのようにリアルに描かれている。
ウィトカー機長は「奇跡」の不時着で大勢の命を救い一躍、時の人となる。
ところが、ある疑惑が浮上する。彼の血中からアルコールが検出されたのだ…。
あの日、機内で何があったのか？

正義や責任、善と悪など多くの人々の人生を巻き込む、驚愕の真相が暴かれる。