映画観てある記：第49回

トラと漂流し想像を絶する２２７日間を、なぜ少年は生きることができたのか？
文学界の権威あるブッカー賞を受賞した世界的ベストセラー小説「パイの物語」を、アカデミー賞に輝く名匠 アン・リーが映画化した本作は、誰もが目を疑う極限状況のもとで繰り広げられる。

少年パイが１６歳になった年、父親はカナダへの移住を決め、動物たちを貨物船に乗せてインドをたつ。 しかし、途中で嵐に遭遇し貨物船は沈没。
救命ボートで難を逃れたパイだったが、ボートの中には体重２００キログラムを超す巨大なトラがいた…。

とにかく映像がきれいで、トラとの漂流生活が見事に描かれている。