映画観てある記:第20回

ヒューゴの不思議な発明

監督:マーティン・スコセッシ
出演:エイサ・バターフィールド
クロエ・グレース・モレッツ
ベン・キングズレー

この作品は、大人も子どもも楽しめて、感動する映画となっている。

1931年のパリ。
父を火事で失ったヒューゴは駅の時計台に隠れ住み、駅の時計のねじを巻いて毎日を過ごしていた。
一人ぼっちのヒューゴの唯一の友達は、亡き父が遺した壊れたままの“機械人形”。
その秘密を探るうちに、少女イザベルと老人ジョルジュに出遭う。
そして、ヒューゴは、“機械人形”には、それぞれの人生と世界の運命をも変えてしまう秘密のメッセージが隠されていることを知る…。

物語はフィクションだが、ある実在の人物の半生が軸となっている。
その人の名は、ジョルジュ・メリエス。
映画黎明期にマジシャンから映画作家に転身、ガラス張りのスタジオを作り、代表作「月世界旅行」(1902年)など作品は500本を数える。

映画ファンならぜひとも見てもらいたい作品である。

ヒューゴの不思議な発明

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