映画観てある記:第10回

AWAYS 三丁目の夕日 ’64

監督:山崎 貴
出演:吉岡秀隆
堤 真一
小雪  
2012年 東宝

日本アカデミー賞をはじめ、数多くの賞を獲得した「ALWAYS三丁目の夕日」は、2005年11月に公開され、その2年後に続編が公開。
あれから5年―――。三丁目の住民たちが今回3D映画となってスクリーンにかえってきた。

昭和39年(1964年)――東京オリンピックが開催されるこの年、東京下町の夕日町三丁目では、5年前と変わらず、個性豊かな住民たちが元気に暮らしている。
当時の社会風習を巧みに盛り込みながら、恋あり、出産あり、そして、勘当された龍之介の父親との再会など、人情味あふれるドラマに仕上がっている。
また、「0系新幹線」や「キハ58系列車」、「ミゼットやダットサン、パブリカ、ラビットジュニア」などの乗り物がなんとも懐かしい。
同時に、「何が幸せなのか」や家族の絆、地域の人たちとの絆の大切さに気づかせられる作品となっている。

AWAYS 三丁目の夕日 ’64

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