スタコラ:2014-09-15

高感度センサー

2014-09-15
大隈信夫

9月になった。
平成26年度の目標は、当初の計画通りに進行していますか?

9月は年度の折り返し月、上半期のまとめの月である。
上半期の売上や利益目標は到達を、具体的な数字で冷静に分析・検討、見直し、下半期に向けて修正して方針を具体的に確立する月である。
この上半期の分析と下期方針の確立が、今年度の会社の成績を左右する。

ところで、上半期の到達を分析する際に、忘れてはならない課題に人材育成がある。
公益財団法人日本生産性本部が毎年発表する新入社員のタイプでは、平成26年度を「自動ブレーキ型」とした。

知識豊富で敏感。
就職活動も手堅く進め、そこそこの内定を得ると、壁にぶつかる前に活動を終了。
何事も安全運転の傾向がある。
人を傷つけない安心感はあるが、どこか馬力不足との声も。
どんな環境でも自在に運転できるようになるには、高感度センサーを活用した開発(指導、育成)が必要。

としている。

新年度に入社した新入社員(職員)も、「5月病」を乗り越え、研修を無事に終えてほぼ独り立ちしてきたように思える時もある。
ここからの「高感度センサーを活用した開発(指導、育成)」が重要である。
あなたの事業所での「高感度センサー」は有効に働いていますか?
「高感度センサー」の機能が問われている。

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