スタコラ:2013-01-14

年頭に思うこと

2013-01-14
大隈昭子

2013年が明けた。
今年は巳年。
「巳年」の「巳」は、「起こる、始まる、定める」という意味があるそうだ。
私も、年頭にあたって巳年に因んで一念発起したことがある。

その一つは、朝のテレビ体操を継続すること。
二つ目は、日記をつけること。
そして、三つ目は、新しく月1回の事務所ニュースを発行することである。

この目標のきっかけは、年末年始に帰省した一週間に見た母の姿にあった。
93歳になる私の母は、週2回のデイサービスに通いながら趣味の裁縫や紙細工などで沢山の手芸品を作り、子や孫や曾孫そして老人施設の人たちにプレゼントすることに生きがいを感じている。
そんな母は、腰の痛みや膝の痛みなどで通院することもあるが、毎日の体操は欠かさない。
日記帳は、88歳から始めた「3年日記」も今年で2冊目を書き終える。
毎日の体操を欠かさず、毎日の自分を振り返り、自分の可能性に挑戦し続けるそんな母の姿をまぶしく感じた。

朝の体操は、始めてみると爽快で一日が気分よくスタートできる。
日記は、日々、感動したことや後悔したことを振り返り、1日1日がなんとなく過ぎ去ってしまう生活から、物忘れがはじまっている年齢を乗り越え、自覚して過ごすことに役立てていけるように感じている。

社労士事務所を開業して今年は3年目。さらなる飛躍の年にするためにも、事務所ニュースの発行は、必要不可欠なことである。
文章を書くのが苦手な私に、新年早々のスタコラの順番が回ってきたのも、何かの因果がありそうな気がしている。
母の凛とした生き方を見ていると、何かと口実をつけて惰性に流される自分の姿勢が糺される。
「忙しい」とか「眠たいから」などを克服し、この三つの目標をやり遂げて、今度こそ “継続は力なり“ を実感したいと思う。
そして、そんな母の姿勢に少しでも近づきたいと思う。

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