スタコラ:2013-01-01

新年のあいさつ

2013-01-01
大隈信夫

新年おめでとうございます。
2013 年がスタートしました。
日本の政治経済が激動するなかでのスタートである。

毎年の年末恒例となっているその年を表す漢字一文字は、昨年は
金環日食の「金」、オリンピックの「金メダル」などからの一文字で、確かに、これらは大きな話題であった。
しかし、私は、2012 年のこの漢字一文字には多少の違和感があった。
一年を表す漢字一文字は、人によってそれぞれかも知れない。
私の違和感は、ロンドンオリンピックで日本選手の活躍に世の中が沸き立つ一方で、長引く不況、円高、デフレの進行、大学卒業生の就職難など深刻さをまし、閉塞感を感じていたからだ。
さらに、景気回復に逆行するマニフェスト違反の消費税増税、民意からかけ離れた「近いうち解散」、震災復興予算の流用、先の見えない原発事故と放射能事故などからである。
そんなことから、私が思う一年を表す漢字一文字は、がふさわしい様にも思った。

ただ、閉塞感を突破する力は、蓄積されているとも思う。
そう考えると、も2012 年を表す一文字かも知れない。
さて、2013 年はどんな年になるのだろ。
いや、どんな年にするのかが大事だろう。
年頭にあたってしっかり考えておく必要があるように思う。

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