スタコラ:2012-03-05

デジタルマシーン

2012-03-05
柿本

うちにまた電話が1台、増えました。固定電話と合わせるとこれで9台です。4人家族なのに…。
さきごろ携帯電話の総数が日本国民の数を越えたといいます。
我が家は、携帯電話会社にとっては「望ましい未来像」といえるのかもしれません。

さて、今回買った電話は「定額で、どこにでもかけ放題!」というモノ。
これはいいネ!
さらに、いま持っているスマートフォンにつなげて「通話端末」として使えます。
2台持ちだけど通話は1台に集約できる。
なんて魅力的!欲しくなりました?

みなさんは電話、好きですか?
電話はずっと昔から私を魅了してきました。
私だけではありません。あのスティーブジョブズも若い頃ブルーボックスという、 電話ただかけマシーン(もちろん違法)をつくって一儲けしたらしい。
「小さな機械で遠くの人と話ができる」
それはあらためて考えるとすごい発明です。
しかし一方、「本来、人と人とのコミュニケーションは直接会って話をしてなんぼ。あまり機械に頼るな」という主張もあるんでしょうね。
電話やパソ通、インターネット。メールやブログやtwitter。mixiそしてfacebook。多くのツールや機械が生み出されそしていま使われています。

「僕だってコミュニケーションしたい!」
でもそれは「機械を介してしたい」、のだ。
それがデジタル人間の特性でしょうか?
「デートでふたりともスマホ。けしからん!」
私なら全然OK~。うちではかみさんと喧嘩するとき、ショートメールで「ゴメン」メール送りますもんね。
で、素直に謝るのいやだから、カタカナで「ゴメソ(そ)」と、打つ。
「俺は謝ってなんかないぜ」ゴメン(ん)なんて入力してないからな。
でも意思表示はしたし、文句いうなよ、みたいな。
こんな心の機微を機械を使わないでできますか?
いや、できない。
打倒アナログ!頑張ろう!デジタル!えいえいおーっ!
またまた増えたデジタル機器を前にして思わず熱くなりました。

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