スタコラ:2006-12-16

コンサートは小遣い次第

2006-12-16
日下

先日、福岡市で行われた海外のロック・ポップス系アーティストのコンサートへ行った。
久しくクラシックづいていたが、少し気分を変える気になったのは、一度コンサートで見たかったアーティストの一人だったからである。
アーティストの名は、ビリー・ジョエル。
ご存じの方も多いと思うが、70年代後半から今日にかけて、数々のヒット曲を生み出してきたミュージシャンの一人である。

ある曲では突っ張りロッカーだったり、ある曲ではセンチメンタルでナイーヴなニューヨーカーだったり。
過ぎし頃の私を惹きつけた彼の魅力はそこにあった。
サイモン&ガーファンクルやポール・マッカートニー、はたまたロッド・スチュワートとかブルース・スプリングスティーンなどは僕らの年代からは少し上の兄貴分にあたる面々だが、青春時代から青年期にかけ、僕らはファッションから内面まで少なからず影響を受けたと思う。

さて、今回のコンサートである。
若い頃の天然カーリーヘアがブルース・ウィルス風になり、細身の体は落ちついたおじさん体型になっていた。
一時はドラッグに浸り、非常にやばいのではと言われていたので、開始直後は正直大丈夫かなと思ったが、不安はすぐに消えた。
持ち歌ヒット曲の数に不足はないうえ、特に中盤からラストまで得意のピアノを弾きまくり、歌いまくり、ファンサービスにギタープレイとダンスまでやってくれる彼の姿を見て、安心したというよりこちらが感動させられた。
まだまだやる気十分の彼は昔の思い出の人ではなく、今も「転がり続ける石」だったのだ。

ところで福岡市は地方都市のわりには、海外のアーティストが訪れる方だと思うが、当方の時間と小遣い(!)の都合がつく時に来てくれるとはかぎらない。
今回は意を決してチケット発売と同時にコンビニで購入した(正確には友人に確保してもらった)。

ドームからの帰り路、雨も上がって気分のいい夜だった。

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